TAINS88 の幹線の運用停止について
総合情報システム運用センター 研究開発室長 曽根秀昭
sone@tains.tohoku.ac.jp
TAINS のうち,TAINS88 の幹線(昭和63年・平成元年に運用を開始したトークン
・パッシング・リング方式の基幹ネットワーク等の部分)については,平成11年
4月をもって運用を停止しました。
TAINS88 は,当時最先端の光通信とネットワークの技術を取り入れて構築した,
最高水準の全学的なキャンパスネットワークです。TAINS88 により,学内のどこ
からでもいつでも高速度のコンピュータ間通信が可能になり,また,電子メール
やイメージメールによって研究情報等の流通が活性化し,図書館情報サービスや
オンライン事務処理も可能になりました。
このように大きな役割を果たし,その後各大学のネットワーク整備の模範と
もなったTAINS88 ですが,情報通信技術の発展は目覚ましく,マルチメディア通
信指向の大容量LANであるSuperTAINS が平成7年に運用を開始し,このほど移行が
完了して,TAINS88 の幹線は使命を終えました。
TAINS88 の成功は,構築と運用に携わった学内各位のご支援が実ったものです。
特に,先進的なネットワーク利用技術の開発を推進された利用者の皆さんに,多
大なご協力をいただきました。この間のご協力に改めてお礼を申し上げるととも
に,SuperTAINS が再び成功を収めて,今後の東北大学の情報ネットワーク基盤が
発展を続けられるよう,ご協力をお願い申し上げます。
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