編集後記

■学生のころからSuperTAINS ニュースの愛読者だった私が,その編集委員会に加わるようになってから早くも3年目となりました。
 以前はのどかだった(?) ネットワーク社会も,人口が爆発的に増え,最近では不正アクセス等の事件が社会を にぎ わすようになり,法律も制定されるようになりました。
 不正アクセスの被害を受けたり,今号の記事のように不正アクセスと疑われてしまうことも増えてきていると思います。仕事の道具としてコンピュータとネットワークの使用が当たり前のものとみなされ,テクハラなどという言葉も聞かれるようになりました。また,コンピュータ等の管理に(不本意にも)多くの時間を割いている研究者も少なくないのではないでしょうか。
 技術的な進歩は目覚しいネットワークの世界ですが,今後は,その中での安全・倫理の確保と,大学でもインフラとしてあたりまえとなったネットワークを支えられる基盤が大切だなあと,以前にもまして思う今日この頃です。
 最後になりましたが,毎号ボランティアで記事を執筆して下さっている著者の皆様に感謝致します。(sae)

■このSuperTAINS ニュースは,総合情報システム運用センター運営委員会広報専門委員会が担当しておりますが,委員をお願いしていた情報科学研究科の中野栄二先生から医学系研究科の柳澤輝行先生に委員の交替がありました。中野先生には,総合情報システム運用センターが発足(平成8年4月)して最初の広報専門委員長をお引き受け頂き,東北大学の情報発信のあるべき姿を考えて頂きました。この姿勢は今もSuperTAINS ニュース編集の基本理念として活かされております。今後も新体制で取り組みますので,引き続きご協力をお願いいたします。(ch)


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