お知らせ

東日本大震災の影響について

 2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災では,被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。TAINS 基幹ネットワークも多大な影響を受けました。その概要を記します。
 地震発生直後の停電により,無停電電源装置(UPS) による数時間の給電が尽きた後,TAINS の基幹ネットワーク・サーバのほとんどが停止しました。それから翌日(3 月12 日)にかけて,被害の状況を確認するとともに復電に備え待機しました。その翌日(3 月13 日)の午前中に特別高圧変電施設から準備が整ったとの連絡があり,午後にサイバーサイエンスセンターへの電力の供給が開始されました。復電後,TAINS の基幹ネットワーク・サーバに順次電力を供給し,立ち上げました。TOPIC 及びSINET に接続できることを確認し,基幹ネットワークと一部の基幹サーバが復旧しました。その翌日(3 月14 日)以降,残りの基幹サーバの復旧を行うとともに,各建物の電力の供給が開始され次第,各部局の建物に設置されている基幹ネットワーク機器の復旧を行いました。
 このようにTAINS 基幹ネットワークは,電力の復旧を始めとする関係各位の献身的なご尽力により,いち早く復旧することができました。ご協力いただいた皆様に深く感謝するとともに,TAINS が今後の東北大学の復興・発展に資することを願ってやみません。

本件についての問い合わせ先
情報シナジー機構情報基盤運用室ネットワークグループ
(情報部情報基盤課ネットワーク係)


TAINS ニュース39 号の発行の遅れについて

 当初,平成22 年度内にTAINS ニュース39 号を発行する予定でしたが,東日本大震災の影響により,年度を越えてしまいました。皆様のご理解をどうぞよろしくお願いいたします。

本件についての問い合わせ先
情報シナジー機構情報シナジー広報室TAINS ニュース編集グループ


新学術情報ネットワークSINET4 の運用開始について

 TAINS(及びその上位のTOPIC)の上位ネットワークであるSINET は,日本全国の大学や研究機関等を強力にサポートする学術情報基盤として国立情報学研究所(NII)が構築・運用する学術情報ネットワークであり,2011 年4 月より,新しい学術情報ネットワークSINET4 の運用が開始されています。これに先立ち,2011 年2 月19 日には,TOPIC 仙台ノードにおいて,SINET3 からSINET4 への切り替え作業が無事に終了しました。皆様のご協力に感謝します。
 新しいSINET4 に関する情報は,SINET のウェブページをご覧下さい。

http://www.sinet.ad.jp/

本件についての問い合わせ先
情報部情報基盤課ネットワーク係
サイバーサイエンスセンターネットワーク研究部


NTP サーバ(ntp2.tohoku.ac.jp) のIP アドレスの変更について

 情報シナジー機構で運用しているNTP サーバ(ntp2.tohoku.ac.jp) について,IP アドレスを変更しました(130.34.48.32 からTAINS 内流通用のプライベートアドレスへ変更しました)。TAINS 内において,ホスト名ntp2.tohoku.ac.jp をNTP サーバとして設定している場合には,特に影響ありません。もしIP アドレス130.34.48.32 をNTP サーバとして設定している場合,近いうちに130.34.48.32 の停止を予定していますので,いずれ時刻の同期が取れなくなります。
 TAINS で利用できるNTP サーバは,ntp1.tohoku.ac.jp ( 別名はntp.tohoku.ac.jp です)とntp2.tohoku.ac.jp の2 つです。これらのNTP サーバを利用する場合には,ホスト名で指定するようにお願いします。

本件についての問い合わせ先
情報シナジー機構情報基盤運用室ネットワークグループ
(情報部情報基盤課ネットワーク係)


旧メールサービス(m.tains 及びmail.tains)の今後について

 利用者の方には何度もご案内しているところですが,サイバーサイエンスセンター(旧情報シナジーセンター)がドメイン名mail.tains.tohoku.ac.jp 及びm.tains.tohoku.ac.jp で運用していたメールサービス(旧メールサービス)は,2011 年2 月に転送専用のメールサーバへ移行しました。このメール転送については,少なくとも2011 年度は継続します。それ以降の予定については未定ですが,現在このメール転送をご利用いただいている皆様方には,できるだけ早く新しいアドレスへの変更をご関係の方々に周知されることを望みます。旧メールサービスの完全終了に向けて,皆様のご協力をお願いします。

本件についての問い合わせ先
情報シナジー機構情報基盤運用室ネットワークグループ
(情報部情報基盤課ネットワーク係)


東北大学情報シナジー機構パンフレットの発行について

 この度,情報シナジー機構では,本機構が提供するシステム・サービスの概要を紹介したパンフレットを作成いたしました。本機構ホームページ(http://www.bureau.tohoku.ac.jp/i-synergy/) にてPDF 版を公開しておりますので御一読・御利用いただければ幸いです。印刷した冊子版パンフレットが御入用の際は下記までお問い合わせ下さい。

本件についての問い合わせ先
情報部情報推進課


情報部情報基盤課


著作権侵害の疑いのあるP2P 公衆送信の検知の運用

 情報シナジー機構では,平成23 年4 月より民間事業者による『インターネット上の著作権を侵害している疑いのあるP2P 通信の検知・通知サービス』の利用を開始しました。
 ご存知の通り,音楽や映画などの著作物を著作権者等の許可を得ずインターネットで送信可能化したり,違法なインターネット配信による音楽や映画を違法と知りながら複製(ダウンロード)することは著作権法に違反する行為です。しかしほとんどのP2P ソフトウェアは送信可能化する機能があり,また意図せず第三者の著作権侵害行為の踏み台となってしまうソフトウェアもあります。
 このような状況から,著作権侵害に関するインシデントを未然に防ぐ対策の一環として,このサービスを利用することとしました。
 この検知・通知サービスとは,インターネット(すなわち学外のネットワーク)において主要なP2P ソフトウェアの公衆送信データを民間事業者が独自に調査し,本学IP アドレスによる送信データの状況を,本学に通知するものです。
 運用方針等については,準備が整い次第各部局に告知します。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
 なお,本学ではファイルの自動公衆送信機能を持ったP2P ソフトウェアの利用を原則禁止(注)としており,また教育研究目的でこれらのソフトウェアを学内で利用する場合には,部局実施責任者の使用許可を得ることになっています。

    注: 「国立大学法人東北大学における情報システムの利用に関する細則」


第9条第1項第五号及び同条第2項


http://www.bureau.tohoku.ac.jp/i-synergy/campus/kitei.html (学内限定))

本件についての問い合わせ先
情報シナジー機構情報基盤運用室情報セキュリティグループ
(情報部情報推進課情報セキュリティ係)