学内WWWあんなページこんなページ 第6回
東北大学電気通信研究所 水野研究室(テラヘルツ工学)ホームページ
http://www.mizuno.riec.tohoku.ac.jp/
電気通信研究所 テラヘルツ工学分野 水野 皓司
koji@riec.tohoku.ac.jp
1 最初は学生の研究室選びのために
本研究室は,東北大学の附置研究所の一つである電気通信研究所,通称「通研」に
所属しています。また,大学院工学研究科電子工学専攻(電子デバイス工学講座,協
力講座)の研究分野の一つでもあります。通研は,その成り立ちの時から研究は勿論
ですが教育にも力を入れており,電気・情報系学部4年生の卒業研究も行っています
。学生は学部3年の秋,11月後半から12月前半にかけてこの卒研を行う研究室を選び
ます。私たちの研究室では,その際インターネットを通して本研究室の研究内容及び
研究室の雰囲気を学生に紹介することを目的に,web pageを作成しました。3年前の
秋のことでした。その頃はインターネットが世間に広く普及し始めた時期で,研究室
の学生達も興味を持ち始めた時期でもありました。作成にあたっては先ず,研究内容
別にいくつかのグループを構成しました。次いでその各々のグループで,各ページに
取り上げる主なテーマと,また学生を中心に責任者を決めました。その後のページの
構成に関しては,各々のグループに任せました。実際の作成は,折しもネットワーク
に詳しい学生がいて,彼を中心に進められました。このように構成に関しては,特に
決まった形式を設けなかったためか,本研究室のweb pageは非常にバラエティーに
富んだものに仕上がったと考えております。
幸い,検索ソフトにもすぐ取り上げられ,企業の方々からの問い合わせも含め,当
初考えていた以上に多くの方々に見ていただいているようです。

図 1: 現在のホームページ(トップのページ)
(http://www.mizuno.riec.tohoku.ac.jp/)
``分かりやす''くて,``きれい''な ページを
``私達の研究室では,「ミリ波・サブミリ波」と呼ばれる超高周波の電磁波につ
いて研究を行っています…''と言われて,まだ専門知識の少ない学部の3年生に
理解できるでしょうか? 各ページの作成に際して,私達はとにかく分かりやすく
書くことが必要だと考えました。同時に,インターネットは文字以上に視覚的な印
象が強いものですから,``きれい''であったり``馴染みがある''といったことも,
興味を
もって貰うための一つの手法であると考え,素人なりにみんなでいろいろ考え,議論
しながら出来上がったのが,今のページです。
図 1 は,現在のホームページ(トップのページ)で,これは2代目のデザインにな
ります。このページは,応答速度を考慮して出来るだけシンプルに,また``一見して
興味を引く''という効果をねらって作ったものです。``機能的''ではあると思ってい
ますが,``味気ない'',``内容が伝わってこない'',などの批判があるかもしれませ
ん。
さて,私達は,先ほども述べましたが,「ミリ波・サブミリ波」と呼ばれる超高
周波の電波について研究を行っております。ホームページの[Others]をクリックす
ると,電波の発生の様子をアニメーションで示したページ(図 2)が出ます。これは
電波という目で見えないものを,なんとか身近に感じられるようにと考えたものです
。このアニメーションは,放送大学,東北大学放送講座等の講義でも用いられました
。また,毎年学部3年生の講義の時において,参考資料として使っています。

図 2: 電波の発生の様子(アニメーション)
(http://www.mizuno.riec.tohoku.ac.jp/other/radiation.html)
図 3 は,研究グループごとに作ったページ[Researches]の例です。(a)は,ミ
リ波を使った核融合用プラズマの計測を簡単なアニメーションを用いて説明したもの
です。(b) は,量子力学の基本をイラストで説明したものです。いずれも先ず視覚に
うったえることを主眼にしています。

(a)ミリ波を使った核融合用プラズマの計測
(http://www.mizuno.riec.tohoku.ac.jp/imaging/plasma.mov)

(b)量子力学の基本に関する説明
(http://www.mizuno.riec.tohoku.ac.jp/quantum/)
図 3: 研究紹介の例
また,本研究室では,米国のカリフォルニア工科大学と共同で,マイクロ波回路用
の設計ソフトを日本語のマニュアルと共に関連の研究者に配布しています。このソフ
トの申し込み,また使い方に関する最新の情報等を[What's NEW]でお知らせしてい
ます。更に,私たちは以前から研究室で研究開発したサブミリ波の検出器(GaAs シ
ョットキ・ダイオード)を関連の研究機関に供給しています。この供給の申し込みに
関しても,近々このぺージにてお知らせする予定です。
その他[Reseraches]では,本研究室の研究の概要,「ミリ波・サブミリ波」とは
どういう電波か?,その応用にはどういったものがあるのか?,そして具体的にどの
様な研究を行っているか?,等々について,図,アニメーション,写真等を使って説
明しています。また研究紹介以外にも,研究室のメンバー[Members]やイベント
[Events]の紹介,といった項目も設けております。
3 これからの事など
本研究室のweb pageは,公開から3年経ちました。インターネットのページ作成
に関しては,年々いろいろな機能が増えて来ているようです。往々にして,一度完成
してしまうと更新が滞りがちになってしまうものですが,出来るだけ更新をこまめに
行うように心がけようと思っています。幸い大学の研究室では,毎年新しい学生が入
ってきますので,彼らと共に新しい成果,また若者の考え方等を取り入れようと考え
ています。
なお,本研究室では以前より,OB・OG・現役の学生・職員を含む E-mail のメーリ
ングリストを設け,種々の情報を交換しあっています。また,毎年7月にはOB・OG
が仙台にやってきて現役の学生と野球,飲み会等を行い,交流を深めます。その時の
日程の知らせ等にも,研究室のメーリングリストを活用しています。今後は,本 web
site も併せて活用し,OB・OG・現役間とのコミュニケーションを更に深めていきた
いと考えております。
まだまだ,内容的に不十分な部分が多々ありますが,より興味深いページになるよ
う更新を続けて行きたいと考えております。機会がありましたらご覧いただき,ご意
見をいただけましたら幸いです。
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